飛び降りていないことの証明

つつがなく世渡りさえこなせれば

望んでもいない贈り物

f:id:sweet_darling:20210306091906j:plain
先日の続きのようになるが、与えたくて与えるというのは楽しいことだし、不安も少ない。一方、得体の知れないものを受け取ることになるもらい手は、困ることだってあるだろう。

例えば、親が子を愛する。子のためにできることをしてやり、でも押し付けがましくはならないように、大事に大事に育てたとする。
そうであっても、子が親を憎むことも、生んでくれなんて頼んでないと嘆くことも、当然あり得る。
善意や好意が本当であることと、それらが無下にされることは、矛盾しない。

giftedという表現もある。
人は生まれた時点で、望んでもいない贈り物を受け取らされているのだろう。