世間のほとんど全ての人は善良で、多くの人はそれぞれに頑張っており、特別に優れた人というのも大抵1つの集団に1人以上存在する。
――というのは、単に自分の感覚の話だ。
実際、社会人になってから驚いたのだ。
大人は、想像していたより、ずっとまともでしっかりしている。
まともでしっかりしていて善良で頑張っている人たちが集まると、耳を疑うくらいひどくてつらくてまぬけなことが起こる。
というより、「人たち」の前に付く修飾が何であろうと起こるのだ。
だったら、善良な人たちの多いほうが、短期的にはきっと安全側だろう。そう信じたい。