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飛び降りていないことの証明

つつがなく世渡りさえこなせれば

白地+タイトルの小説本の見た目を少しだけましにしてみた

自分の小説本を作るときは、素敵な友人に表紙を描いてもらうことが多いです。

ですが、もっと気楽に、ふと思いついたときに1人でも本が作れたらいいなと思い、

今回、新刊の1冊は、表紙を自分で用意してみたのです。

そしてできあがってきた本がこれでした。

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し、白い……。

一応、せっせと水玉とかグラデーションとか使ったんです、この表紙を描くときに。

が、自信がないせいで薄い色へ薄い色へと変えたためか、ほぼ印刷に出ないレベルに。

 

これはさすがに、ちょっとさびしい。

そこで、家にある道具でそれっぽい帯を作って、本に巻くことにしました。

今までも、イベント直前の突貫工事で帯を作ったことはあって、

刷る冊数が多くないこともあり、割と簡単に作業は終わります。

 

ひとまず使うのは、パソコンとインクジェットプリンタ、あとは普通のA4コピー用紙。

 

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まず、こんな画像を作りました。こんなんでも本の帯です。

サイズは本の大きさに合わせました。薄い本なので、背表紙の厚みは無視しています。

 

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本のキャッチコピーや、収録作品のあらすじを書き込みました。

 

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拡大するとこんな感じです。見事に文字だけです。

 

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この帯をコピーして並べて、印刷用の画像を作りました。

左右にうっすら入っている線は、後でカットするための目印です。

この本はA6(文庫)判なので、A4サイズいっぱいに印刷しました。

A5判の本に巻く場合は、コンビニのコピー機を使ってA3で出力します。

 

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印刷! ディスプレイとだいぶ色味が違いますが、これはこれで。

 

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カットします。(この後、定規の向きを間違えて目盛りをガリガリ削ぎました)

 

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何とか切れました。A4用紙1枚から帯4~5本できます。経済!

 

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1個だけ特別な道具を使わせてください。クラフトパンチです。

 

前回の文学フリマで、象印社さんの『クマの豆本製造ライン』という本を買いました。

この本がすごい! 手作り本をかわいく、きちんと作る技が満載で、わくわくします。

(と言うか、コピー本でも何でも、いい感じの本が作りたい人は、

 こんなブログじゃなくて、象印社さんの製本レシピ本を読めば良いと思います)

 

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自分の力不足で、本で読んだせっかくのテクニックがちっとも活かせていないのですが、

せめてこれは使ってみたい! と思ったのが、クラフトパンチなのでした。

ぐっと押すだけで、キラキラした形の穴が空けられます。これで帯にパンチ。

 

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いいんじゃなーい。

帯の穴から表紙の色が見えています。白だけど。

遠目だと印刷と変わらないですね。印刷でもよかったかもしれません。がくり。

 

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ともかく、これだけです。完成です。本に巻いたらできあがりです。

表紙側には、キャッチコピーと収録作品数を書いておきました。

 

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表紙側折り返しには、書名と作者名を。何かそれっぽい。

 

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今回は、裏表紙側に収録作品のあらすじを書きましたが、

表紙側に書いたこともあります。そっちの方が読んでもらいやすいのかも。

 

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裏表紙側折り返しはもう書くことがないのでとりあえず1回パンチしておきました。

 

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ビフォー・アフター。ちょっとはましになった……かな? どうだろう?

 

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 白地にタイトルだけの本も、シンプルで魅力的なのですが、

やはりきれいな本が並ぶ見本誌コーナーに置かれると、目が滑ると言うのか、

 引っかかりがなくて手に取られにくいのかなぁ、と思いました。

(見本誌コーナーで張り込みをしたことがないので、これは想像です)

 

刷った本全てに帯を付けるのが難しかったときは、

見本誌(見本誌コーナー用とブース用の2冊)にだけ、

内容紹介の帯を巻いておいたこともあります。

 

今回は、本当に家にあった道具だけで作りましたが、

色紙を使ったり、手触りのいい紙を使ったりしてもおもしろそうです。

参考のために、書店に並んでいる本の帯を眺めて歩くのも楽しいものです。

 

かわいい絵は描けないけれど、

何とかもう少しだけ、自分の本が目立つようにできないか――

と試行錯誤した記録でした。最後まで見ていただきありがとうございました。