飛び降りていないことの証明

つつがなく世渡りさえこなせれば

なぜ読んでいるのか分からない本


朝からニュースを見るのは気が滅入る。
だから目が覚めるまでスマホを眺めたいときは、電子書籍のアプリを立ち上げるようになった。

気になる本があったら、電子書籍のお気に入り欄にとりあえず入れておき、時々まとめて購入している。
それが何年分か溜まっているので、なぜ手元にあるのか覚えていない本も多い。
かつてTwitterで誰かが読んでいるのを見かけて、登録した本もあるはずだ。
内容を知らずに買い求め、なぜ読むのか分からないままページをめくる。

今読んでいるのは、シモーヌ・ヴェイユの『重力と恩寵』だ。
面白みは感じるが、毎朝200字ずつくらいしか進まないので、一向に読み終わりそうにない。