飛び降りていないことの証明

つつがなく世渡りさえこなせれば

未来への申し送り


問題編。
WordでPDFファイルを作成するため、用紙サイズをB6に設定しようとしたところ、うまくいかなかった。
まず、用紙サイズに「B6」という選択肢がなかったため、自分で指定することにする。
メニューバーから「レイアウト」→「ページ設定」→「用紙」タブと進み、「用紙サイズ」のプルダウンから「サイズを指定」を選択。幅を「128mm」、高さを「182mm」に指定する。
しかし、後ほど見ると設定が勝手に変わっている。「用紙サイズ」は「5x7 inch」になってしまい、幅と高さも書き換わっている。

解決編。
ここで表示される用紙サイズは、プリンターの設定に拠るらしい。
そもそも「B6」が選択肢になかったのも、プリンターがB6サイズの用紙への印刷に対応していないためだろう。
今回の場合、PDFファイルを作成することが目的のため、実機のプリンターが対応していない(用紙に印刷できない)ことは問題ない。
Wordの設定さえ変えられればいい。

そこで、メニューバーから「ファイル」→「印刷」と進み、「プリンター」のプルダウンから仮想プリンターを指定する。
自分の場合、用紙に印刷するためのBrotherのプリンターに指定している状態では、用紙サイズの設定が思うようにできなかった。
PDFを出力するための「CutePDF Writer」というフリーソフトがダウンロードしてあったので、これをプリンターとして指定したところ、用紙サイズの設定が自由にできるようになった。
例えば「OneNote for Windows」などでも同じようにできるのではないだろうか。

以上が申し送りである。

というのも、自分は過去に何度も、用紙サイズの設定がうまくできないなぁと思っては、設定をいろいろいじったり、似た症例を検索したりして、最終的には同じ解決法に至っているのだ。
頭で覚えておければいいのだが、たまにしか触らない設定のことはすぐに忘れる。
書き留めるのは面倒だ。
面倒なのだが、書いておくと便利なのは違いない。

夕飯に食べるそぼろの作り方さえ、自分のブログを検索して毎回のように調べているのだ。

そういうわけで、記憶を失った未来の自分への引き継ぎをここに行った。
ブログに書いたという事実のほうだけでも、できれば覚えておいてほしい。